【邦画】 もらとりあむタマ子
もらとりあむタマ子


WOWOWでみた。

この映画めっちゃす木。

前田敦子さんて人、アイドルなのにとても不細工な見た目の人だな、としか前は思ってなかったけど、女優さんとしてとか、蜷川さんの劇のとか、これもそうですけど、イイですね。ガチンコな表現の現場での、直感と実践?みたいのが天才的だと感じます。場で求められている空気を即座に出せるというか、成すべき事をすぐ汲み取るというか。

AKB関係の人のことは、ゆいはんと、松井玲奈しか分かりませんが、何か、さすがトップの人は違うんだな、とか思います。

えっと、映画映画。

主人公のお父さん役の人が、若干クチャラー(口を開け音を立ててものを食べる人)なのは、唯一だけに決定的に残念で鬱陶しかったですけど、それ以外は全てが最高の映画でした。

セリフや間、登場人物、場面、全部す木なので、HDDに永久保存版にしました。「茶の味」にテイスト似てる。

いちばん良かったのは、映画の半分は、ふつうに家で御飯食べてるだけのシーンだったこと。そして御飯がそこそこ美味しそうなこと。あと咀嚼音(口を閉じての)が気持ちよくて、美味しそうで、さいこう。見ててお腹減ったー。

次に良かったのは、食卓のシーン含む、映画の70%が、たまこがだらだらゆっくり怠けてるシーンだったこと。かわいい。楽しい。

高尚な目標を持ったり、金を稼いだり、そういう事が素晴らしい事、とされてる近現代。一方このまま個々が1人の人間が生きる上であまりに不必要で分不相応な利益の享受(高収入。=大消費)を続けたら、人類は結構近々生きられない環境に地球をしてしまう、と気づいてる人は、例えば田舎にいってスロウで謙虚な生き方をし始めたり、近代の価値観に疑問符を投じて、そうならない生き方、未来に現在の環境をバトン出来る、慎ましい生き方を実践してる。そうでない、相変わらず大金をもらう=格好いい、正しいと思ってる人、前時代的な人が、人類にとっての地球環境を相変わらず壊しまくってるのが今。(大金を手に入れる=因果関係的に、結果としてどこかの自然環境を大量に消費もしくは破壊している。お金は沸いては出ない。物理的な代償が必ずどこかに発生している)

そんな潮流の現在にあって、活発でなく、ちまちまちんたら生きてる残念な人を描いたこの映画は素敵。

なのに、最後に、これからちゃんとします、みたいな、普通の社会人みたくなっていきますという雰囲気を醸して終わる展開は、残念というか、この映画の良さを自ら全否定してる酷い結末というか台無しです。「なんちゃて!」みたいな。見てる方からすると、は?ええ?という。

山下敦宏さんて監督さんは、モラトリアム自体を良しとして描いた訳ではどうもなさそうです。ネタとして楽しかったから描いただけという感じ。普通の人なのかな。軽。

なので、最後の方は見なかったことにします。そしたら完全。良い映画。
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2014/12/23 | お気に入り…こと | コメント:0 | トラックバック:0____
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