【映画】 奇跡
奇跡


ついこないだ始まったばかりの民放テレビドラマ、ゴーイング マイ ホーム。

→ ゴーイング マイ ホーム公式サイト

その豪華キャストや、映画のような映像のスケール感に、大きな興味を抱いて視聴を始めたという方も多いと思います。

このドラマの監督・脚本をなさっているのは是枝さんという人なんですけど、僕は彼の作る表現が前からとても好きです。

いつもこのブログで言ってる事なんですけど、テレビのドラマはそのほとんどは「こんな白々しい展開って普通ないでしょ?」とか「こんな風に突然大声出したりしたら実社会ではきちがいでしょ?」というようなリアリティ(リアル、でなくリアルっぽさ)の欠落、みたいな事が常識となっていて、内容以前に興ざめしてしまってほとんど見られないんですけど、この人の作品は、とても本当っぽく、普通らしいです。多分僕が感じているようなドラマの異常さ、を僕と同じように嫌っていて、そういう白々しさを意識的に排除しているんだと思います。僕が好きにならない訳がありません。本当にありがたいんです。

場面場面、アドリブかな?と、ドキュメント?と思えるシーンすらあります。

空気感がとてもいいんです。脚本もとてもいいです。

先日、彼の作品、「奇跡」という映画を見ました。とても良かったです。

この作品の主人公の小学生の兄弟は、子供の漫才師(前田兄弟…?だっけ)で、漫才を見た時は、気持ち悪いガキだなーと思っていたんですけど、この映画の演技を観て、2人ともやるなぁー、と大好きになりました。他の子供のキャストも、みんなとってもいい味を出していて、見ててにこにこなりました。

この映画、個人的には非の打ち所がなかったんですが、一点だけとても気になる事がありました。それは、ほとんどの大人のキャストの、九州の方言の違和感。

僕は関西人なので九州の方言は僕は詳しく知りませんが、それでもほとんどの人の九州の言葉が、何か関東弁と混ざっている?のか、違和感絶大で、すごく白けました。

ほかの監督さんならいざしらず、是枝さんには、ネイティブでその地方の言葉を話せる役者さんに限定して起用して欲しいです。。


この人の作品の特徴として、せりふが聞き取れず、何度が見直したりするような場面が多くあります。これがとても気持ちいいんです。それ程、会話の温度がリアルだという事です。そして実際、このセリフは別に聞き取れなくていい、とか思っていそうな場面もあって、にこっとなります。基本、ドラマって内容に関係ないセリフは存在しなかったり、また、いかにも説明という感じの言葉の羅列があったりしますが、そういう、非現実的という意味においてつまらないフレーズもこの人の作品には少ないです。逆に、現実世界には多く存在する、意味の無いセリフ、などはこの人の作品にはちゃんとあります。とてもきめ細やか。

とてもよい。

→ 奇跡 公式サイト
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2012/10/13 | お気に入り…こと | コメント:0 | トラックバック:0____
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