【映画】 ESSENTIAL KILLING エッセンシャル・キリング (2010 / ポーランド)
エッセンシャルキリング

WOWOWで見ました。

「ヴィンセントギャロ主演の、彼自身にはセリフがない、囚人逃走劇」

ということだけを前情報に見たんですけど、この映画、一般的な囚人逃走劇とは、かなり違います。僕にはその違和感がとっても面白かったです。とても不思議な、珍しいタイプの映画です。

2010年の、ポーランド人監督さんの作品で、アメリカでもヨーロッパでもない、東欧北欧映画?みたいです。

割とお金がかかってる感じがする映画なので、アメリカ映画かと思いました。。

この映画、囚人逃走劇ではありますが、アクション映画ではないです。極端に言うと、1つの家の中を舞台に、そこに住む人の細かな心の機微を描く群像劇みたいなこぢんまりさで、箱庭の中で限られた人とアイテムを追って展開する、まるでRPGみたいな映画です。

この監督さん(あるいは脚本家さん?)はもともと舞台作家さんなの?みたいな感じ。

全体的に、必然と思われるようなシーンは少なかったですけど、特に次の4つのシーンについては要らないと思いました。

1・蟻を食べる
2・木の皮を食べる
3・犬?の群れと戯れる(群れに絡まれる?)
4・子連れのお母さんのおっぱいを強制的に吸う

1、2が要らないと思うのは、何だかこういう行動は逆にリアルじゃないから。3は、多分襲われてる感じを出したかったんだろうけど、遊んでるようにしか見えないから(犬は完全に遊んでる)。4は、レイプするなり、殺すなり、母乳をお乳がちぎれる程むしゃぶる等ならリアルだけど、たった2吸い3吸いして去るので、何なの?という。

最後に書くのも変ですけど、この映画の最もよいところは、

「絵がきれい」

ほぼ全編、音楽のプロモーションヴィデオみたいで、どこを切り取っても絵が美しいです。

意図的に、全編そういう映画にしたかったんでしょうね。徹底されてます。
その綺麗さは優等生的で、初歩的な画角とか構図とか被写体チョイスとか色のコントラストとかそういう勉強になります。音なしでもぼーっと眺めてられる映画です。

囚人逃走劇でヴィンセント・ギャロ?と違和感でしたが、見て、あーなるほどと思いました。

→エッセンシャル・キリング 日本語公式サイト
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2012/09/05 | お気に入り…こと | コメント:0 | トラックバック:0____
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