【閉店】こみちのパン屋さん かて
何年も前からうわさは聞いていて、家から歩きでも行けなくはない程の近くなので、そのうち買いに行こうと思っていたパン屋さんに、ようやく今日初めて行ってきた。

路地裏にあると思い込んでいたのと、超ちっちょいお店ということで気付かなかったけれど、車でとか、ジョギングでとか、おもいっきりしょっちゅう真ん前を通っている道沿いだった。ガクッ

すごい人気店のようで、オープン程なく売り切れみたいなこともあるみたいだけど、パンを予約したりするのって何か違う気がして、ふつうに行った。きょうはそれなりにいろいろと売っていた。

パンでも何でも、最近、食べなくても見て大体ある程度の味の想像はつくようになって来たけど、並んだパンをじーっと眺めて「結構やばそう」と思った。レベル高そう、と。

スタッフは2人でやってらっしゃって、接客を担当されていた方は恐らくオーナーさんではない模様。オーナーさんはパン作りに専念していらっしゃるようでずっと奥にいて、どんな人か見られなかった。可愛い人といううわさを聞いていたので、ちらっと拝見したかった、いや、正直、10cm位の距離からガン見したかったのに、残念。うーん、いけずー。

3個ほど買って帰ったけど、じゃがいもが中に入ったバターパンみたいのは、いわゆる街の小さなパン屋さんのレベルは勿論、大きな資本と才能あるパン職人が入った有名店のレベルも、ある意味で突き抜けて、アーティスティックといっていいようなパンだった。

食事パン、というより、作品パン。高級パン。高級といっても、素材と手間暇を惜しまないから高級になっちゃう系の高級。質にこだわった故の完全無農薬のお米とか、上質なビオワインみたいな、素朴でワイルドを貫くための高級という感じ。(実際にどれだけ素材や手間にこだわっていらっしゃるのかは知りません。単なる感覚で言ってます)もしも手間をかけていらっしゃるんだとすると、ふつうのパン屋さんとそう極端には値段は違わないし、そういう意味では良心的で安いのかもしれない。

有名店のパンは、どれだけ素材を厳選したり機械にコストをかけても、オーナー自らでなく、多くのスタッフが均一に、かつ大量に作れなければならないという足枷があるので、芸術的な仕事や、ひとつひとつの質の探求にも限度があるけれど、こちらのお店の場合はどこまでもオーナーご自身の手が届くので、提供オペレーションやある意味のコストなどは度外視した手間のパンが作れる。

そういう意味では、こういうのが近所で手軽に買えるというのは、かなりラッキーなのかもしれない。いつか資本が入って大きなお店の有名な方になられるのか、あるいは簡単に手に入らない少量生産の孤高のパンを細々と作り続ける職人さんになっていかれるのか。

久々に、すごいお店に行った気がする。頭ひとつ突き抜けているお店(パン?人?)に共通して流れる独特の空気を、こんなところ(激近所の、かつどっちかというとヘンピなところ)で感じさせられることになるとは、神戸ってまじコワイ。

しかも僕の場合、日々の買い出しに行っているくスーパーへの道すがらにあって、かつ車も余裕で止められる場所という、ラッキーそのものの立地条件。通った時に売ってたら買やいいし売り切れてたらスルーする、ということが全然へーき。

ずっと先までここにお店があるという気もしないので、食べれるうちにいろいろ食べとかないと。

p.s.

一日2回焼かれるとのことで、朝いちと、昼下がりが、在庫が多い可能性がずばり大きいでしょう←

p.s.p.s.

パンでもパスタでもラーメンでも何でも、お店の全メニューがすべて完全に美味しい!ということはあり得なくて、好みはあれ、そのお店のキャラクターや味のバランスとしてこれがパワーゾーンだ、という突出したメニューが必ず2つ3つある。次はいろんなものを食べた後、具体的にそれを追記するよ。



こみちのパン屋さん かて

住所:神戸市灘区城内通4-2-21 山本ハイツ 1F
電話:078-959-8732
営業時間:11:30~18:00(実際は売り切れで途中閉めたり、はよ終わったりとつれない←)
定休日:日曜・月曜・火曜

営業時間もアーティストっぽい。
定休日と営業日夜は、手間をかけて材料を仕込んでるか、研究してるか、遊んでるか←
<10月某日追記>

また行ってきた。

きょうはオープン直後にとおったので、果たしてどんなかなーと興味津々だったけど、ちょろちょろ人はいたし、在庫の減りのスピードはちっこいパン屋さんとしては確かに半端ないけれど、その質を考えれば、もっとエグいことになっていても不思議じゃないのに、地の利(不利?)に(ぼくら客が)助けられてるなーって思った。

でも、グワーっといろんなものが押し寄せて、手が届かなくなる規模でお店をすることとかはイヤなんだろうなオーナーさんはきっと。

で、そのオーナーさん、きょうちゃんと見れた。


可愛らしい人でした。店に入ったらトレーがなくて、廊下に立たされている生徒みたいになってたら、奥に居て作業をしていた彼女がトレーを手渡してくれたんだ。だから、ばっちしガン見出来た。

すぐ目や顔をそらしはるので(いけずぅ)、長くは見れなかったけれど。

ちっこい、ゆるふわな感じの人だった。芸能人の夏帆ちゃん?の顔のぼけーとした感じに近い(すみません褒めてます)。せっせと働いてらっしゃった。なんか、ちっこいカピバラみたいな、小動物を見ているような、ほわほわした気持ちになった。いつか話してみたいな。今日は良いお天気ですね(そうですね)とか。(いいとも?)

あんな可愛らしい感じの人がこのワイルドな仕事かと思うと、ちょっとビックリします。


<10/16 追記>

それなりにいろいろ食べて、メニューをある程度網羅したと判断しましたので、メニューについて書きます。

結論としては、このかてのオーナーさんのこねたパン(生地と焼き方)の場合、いっちゃん活きる、美味しいと思ったのは、

シンプルなおかずパン

です。

まず基本要件として、有機酵母のせいなのか粉のせいなのか加工のせいか僕にはよく分かりませんけど、生地の香りと食感がワイルドだからか、微妙に香りが泥臭いんです。あと、焼き上がりが、豆腐でいうと絹濾しではなく木綿みたいな食感の荒さがあります。かりふわ、どちらの部分にも、粗挽きのような堅さが基本あります。

特にその香りのワイルドさは、僕の中ではチョコとか、ぶどうとか、繊細な香りというか縦の香り?にはマッチしないと判断します。勿論、メニューに合わせて生地は工夫されていて違います。食感は、完全にマッチしているものもあります。でも、オオモトは同じというか、ワイルドなもちもちさ+泥臭い香り、という部分はどれにも顕れていて、食材によっては合わないものもあると思います。

逆にそういう風情と完全に合うな、と思うのは、ダイレクトに穀物(小麦と同じ仲間という意味)を合わせたもの、また、その野性的な匂いを融和させてくれたりプラスに作用させてくれるもの。

僕がいちばんいいと思ったのは、

・オリーブとハムのパン

です。これはかりかりに焼くと、ほんと半端ないです。パンでなくアンティパストという感じ。料理だ。

あとは、

・じゃがいものパン

です。これもかりかりに焼くと半端ない。

他にもパンは一杯ありますが、僕的には以上2品です。
ほとんどの種類のパンを食べたと思いますが、この2品に尽きます。


<追記>

最近はカロリーを気にしているので、かてさんのおかずパンはもの凄いバター使ってる感じがして、買えません。。ヘルシーなパンかもんーーー。
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2010/09/23 | おいしい…お持ち帰り | コメント:0 | トラックバック:0____
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