オバマ氏勝利 「米国の記念日だ」初の黒人大統領(アメリカ大統領選)
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 「記念すべき歴史的瞬間だ」。4日投開票の米大統領選で民主党のオバマ上院議員が勝利し、地元のイリノイ州シカゴでは支持者たちが米史上初の黒人大統領誕生に喜びを爆発させた。ブッシュ現政権への失望感が膨らむ中、米国民は「変革」を掲げるオバマ氏に国の未来を託した。

 シカゴはこの日、晴天に恵まれ、日中の気温もこの季節には珍しく20度を超え、汗ばむほど。オバマ氏が同日夜に演説する中心部のグラント公園は、7万人を超える人々で埋め尽くされた。オバマ氏の支持者らしく、黒人、白人、アジア系などさまざまな人種の顔が見られた。テレビの選挙速報がオバマ氏リードを伝えるたびに大歓声があがり、「勝利」の瞬間、抱き合ったり涙を流す黒人女性の姿もあった。会場に入れなかった数十万人が周辺にあふれ、シカゴ全体が異様な熱気と高揚感に包まれた。

 オバマ氏のTシャツを着たシカゴの会社員、パトリックさん(23)は「待ちに待った日だ。歴史的な瞬間を体験できてうれしい」と声を弾ませた。夫と一緒に来た黒人のイリス・イングリッシュさん(56)は「生きている間に、黒人が大統領になる日が来るなんて想像もしなかった」。同じく黒人の会社員、アームストロングさん(43)も「きょうは米国にとって、人種の壁を超えた記念すべき日になる」と興奮を隠せないようだった。

 シカゴの移民社会もオバマ氏を支持した。13年前にパキスタンから移民したタクシー運転手、サビールさん(57)は「8年間のブッシュ政権は、世界中を混乱に陥れ、多くのパキスタン市民が米軍に殺害された。平和の実現は簡単ではないが、オバマ氏は平和を求めてくれるはずだ」と話した。20年前にヨルダンから移民した会社員、アミールさん(43)も「オバマ氏なら世界を変えてくれる」と語った。

 また、シカゴ市内のバーにテレビ2台を設置し、オバマ氏勝利を祝う集会を開いたフィル・マクファーランドさん(32)は「無益なイラク戦争に不満を感じた若者が現状を変えようと思った結果だ。きょうは夜中までパーティーだ」と語った。


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この記事を読んで感じた印象を、たまたまいま読んでいる小説の一節がうまく表してくれていたので、ちょっと引用。

『僕はシャワーに入って雨に濡れた頭を洗いタオルを腰に巻いたままテレビで古い潜水艦もののアメリカ映画を見た。艦長と副艦長がいがみあっているうえに潜水艦は老朽品で、おまけに誰かが閉所恐怖症という惨めな筋だったが、結局最後には何もかもがうまくいった。こんなに何もかもがうまくいくのなら戦争もそれほど悪くはない、といった感じの映画だった。そのうちに核戦争で人類は死滅したが、結局は何もかもがうまくいった、という映画ができるかもしれない。』

アメリカ。出来てからまだ232年の人造国家。

→Wikipedia(項目『アメリカ合衆国』)
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2008/11/05 | from Yahoo!トピックス | コメント:0 | トラックバック:0____
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