【洋画】 The Hateful Eight
thehatefuleight.jpg


久々にタランティーノの映画みた。ジャンゴ以来かな。

相変わらず、素晴らしく隙のない映画作るなあと思った。カッコイイ。

まず、画がカッコイイ。あと、登場人物がカッコイイし普通にお洒落。んで音楽が気が利いてる。そして何と言っても、この人の原点?真骨頂である、密室劇?(1つの部屋で登場人物の会話のみでストーリーが進んでいくタイプのやつ)な感じで、会話の妙が一番の肝なんだけど、それがめっちゃシャレオツ(←微妙にダサいのでこの表現がぴったり。タランティーノが1人で声出しながら1人で立ち回って家でセリフ作ったんだろうかなw、と想像出来るような感じ)。

タランティーノのいつも凄いところは、ハチャメチャで下衆な登場人物と馬鹿げたC級ストーリーを、上品なハリウッド映画に仕立て上げるところ。上のパラグラフに書いたいろんな良い点と、あと、キャラクター各々の立て方が分かりやすく優れていてかつそれぞれにラブリーさがある点。ゲロやグロの嫌悪感を上手に緩和して、何ならおしゃれ?かっこいい?と錯覚させてる。

そういう意味では、一見リアルなバイオレンスっぽいけど、僕のす木な『ドキュメントみたいなリアリティ』はなく、ファンタジー映画やヒーロー映画に近い。子供っぽいと言ってもいい。彼は日本のアニメとかヒーローものとか確かす木よね。その感じ。運動音痴の格闘技オタクが作った本格空手映画みたいな。

3時間とか長い上映時間を結構ダラダラ進行していくのに、全然飽きない。タランティーノさん凄い!センスある!天才!と感動しつつ、裏側からは、きめぇな相変わらず(悪い意味)と、彼にはいつも、心の中で尊敬のお辞儀したせつな顔に唾を吐きかけたい気持ちになる僕なのだった。
2017/02/25 | お気に入り…こと | コメント:0 | トラックバック:0____
【冷凍】 吉野家の牛丼、の具。
牛丼


吉野家の牛丼だいすき。美味しい。牛ばら…?肉と白ワイン、生姜の風味。お上品。しかも値段、激やすい。でも、日によりお店により品質にばらつきがあったり、いちいち買いに行くの面倒だったり。

なので最近は僕は、もっぱらコープちゃんで売ってる冷凍吉野家の牛丼の具2食入を、常備購入してます。レンジ仕様ですので調理もちょう楽ちん。

ただ、値段が、2食入で7〜800円とかするので、1食400円弱って、御飯もなく紅ショウガとふりかけもなく、高ぇな、と思いながらも、便利で美味しいので買ってたんですけど、ちゃんと調べてみたらそう高くはなかった。

冷凍のって、具の量がお店の並よりはだいぶ多いよなぁとは、うすうす思ってたんですけど、全くその通りで、吉野家の牛丼って

並85<大盛110<特盛170 (単位:g +-5までの誤差は許容内)

だそうなんですけど、本品135g。大盛と特盛の間。納得。なので、お店だと550円と680円の丼の間=610円な丼の、具だけver.が、400円弱って感じ。うん。別に高くないな、と。

通常の吉野家の並盛は、食べててちょっと悲しい気持ちになる。具が少なすぎて。でも本品だとちょうどいい!豊かなどんぶりな感じ。御飯は自分で用意しないといけないけど、お店に沿うなら標準量250g。僕はいつもその量の御飯で食べてます。

おすすめ。ただ、近所のコープちゃん以外で売ってるの見た事ない。コンビニ、スーパー界のレアアイテムなんかな。
2017/02/24 | お気に入り…もの | コメント:0 | トラックバック:0____
【邦画アニメ】 この世界の片隅に
この世界の片隅に


映画館のコマーシャルかテレビか忘れたけど、何かで15秒のCFを見て、わ、可愛いなあ(絵が)、とそれだけで気になっていた映画。

主役の声を担当する能年玲奈さんが、僕はあまりすきではない(すこし変なノリの人だから)ので、映画でなく原作漫画を買い、読んだ。キャラクターの顔の差が少なかったりコマ割が唐突な時もあったりで、何これ?誰?いつ?みたいな戸惑う事が時々あった、てのが唯一のケチ。それを除いては、素晴らしいです。未来に残したい作品だったです。

で漫画を読んでも、うーん、とまだ映画が気になって、きょう映画の日で1100えんだったので、行ってきた。果たして行って良かった。

この漫画(映画)は、第2次世界大戦時の広島で、日々を普通に生きる家族を描いた作品で、絵と表情のタッチがとても可愛らしかったり、ほのぼのしたエピソードやユーモアが散りばめられていたりして、とてもほんわかした作品です。戦争の是非だったり、それに対して何かを論ずるような意図のない、戦争に巻き込まれたけど、何が何だか分かんないけど、あくまで日常を普通に生きていこうとする庶民を淡々と描いた、作品です。

そんななので、戦争に対する何らかの主張がある映画なはず、とか、はたまたエンターテイメント映画だろうから退屈しない展開なはず、とかを期待して観に行った人にとっては、めっちゃつまらんと思います。あと、戦争の悲惨さがほんの少しだけだけど、でもいっさい包み隠さない形で表現されるので、のほほんとして美しいシーンのみの映画、と決めつけて観に行った人も、聞いてない!残酷!ぷんすこ!!みたいになります。



映画を見て感じたのは、原作をめちゃめちゃ忠実に再現しているということ。これありそうでなかなかない。そもそも原作が、背景としての事実を全て忠実に、忠実に、と、ほんとうに当時の広島とそこにいた人々をリスペクトした内容なんですけど、その原作を、情報量?リスペクト?取材?だいぶ上回ってる。原作を読んでも??と思ったディテールをもの凄く細かく丁寧に、絵もカットも構成も表現していて、原作で分かりにくかった事、分かるし、それ以上の沢山の付帯情報も多いし、すごい。

絵も滅茶苦茶丁寧で、水彩画から手書き、セル画からCG、あらゆる手法を使っていて、凄い。映画見る前にネットで調べたんだけど、戦闘機や戦艦や砲弾、銃の音などがクソリアルで、軍オタクに評判ってなってたけど、そうなのかも。どんな戦争映画を観てても、ふーん、て、まさに見てるだけ(部外者)て感じで、自分の事とは感じないけど(プライベートライアンとフューリー除く)、この映画の絵と音は、ああ、実際に体験したらこんな気持ちになるのかな、て、疑似体験というか感じた。

徹底してリアルを積み重ねて(背景)、内容は盛らずに普通(ストーリーや展開、せりふ)、という、僕がいちばん好きなパターン。

昨年の11月から公開なので、3ヶ月たつので、もうガッラガラで普通だろうのに、映画の日というのを差し引いても、平日午前の回で、「ほぼ満席」って凄ない?ミニシネマでしかやってない映画自体僕はあまり観に行かないからアレだけど、こんな経験は初めて。しかも、僕は、臭いに敏感で、人混みが超苦手な神経質野郎なんだけど、そんな僕が加齢臭やたばこ臭、柔軟剤臭、口臭わきが、あと咳払いや私語とかの各種不愉快を全然発しない上品なお客さんばっかりで、満席なのに誰も居ないような感じって、こんな事ってある?奇跡??と思った。(ところどころ涙由来の鼻水すする音は聞こえたけれど、それはいいことだし)

優しくて穏やかな映画を好む人ってのは、優しくて穏やかなんかな。俺以外。
続きを読む
2017/02/01 | お気に入り…こと | コメント:0 | トラックバック:0____
| ホーム |