【映画】 かぐや姫の物語 / 高畑 勲
かぐや姫


「風立ちぬ」を劇場に見に行った時予告編を見て、その絵に絶句というか、え!?なにこれと思って、気になっていた作品。

僕はジブリの映画はほぼ全部見てると思うんですけど、誰がどうのとか、ジブリそのものについては詳しい訳ではなかったのですが、最近ネットで勉強していろいろ知って、本作品は高畑勲さんのそれで、恐らくは最後の長編作品になる、て事みたいなので、行ってきました。

風立ちぬ(宮崎駿さんの作品)を見た後は、なんやこれ?と、汚物を口に詰められたような気分で、二度と映画なんて行くかクソが、という気持ちになりましたが、

本作品は、本当に素晴らしかったです。凄かったです。

見に行って良かった。。

その凄さをどう表現しよう。

例えば、このエントリーの冒頭に載せた画像というか絵って、色もタッチも、1つの作品、要は絵画ですよね。これだけで絵はがきだったり手ぬぐいだったりに出来ますよという。1枚で成り立つという。

一方アニメって、輪郭をはっきり1本線で書いたり、色もべたっと塗りつぶしたりして清書した、単純化された記号の様なリピート可能な絵が、いっぱい連続で動く事で成立する、という世界ですよね。1枚1枚が決して絵画ではないという。当然そりゃそうなります。1枚1枚アナログに書き込んでたら、いつまで経っても出来あがらないですし、成り立たない。

本作品は、その成り立たない、をホントにやりやがった!という作品です。めちゃくちゃです。

だから、いわゆるアニメ、ではなくて、人類初の別の何かという感じ。

こういう無茶苦茶は、いくらコツコツとした仕事が売りの日本人でも、もうきっとやらないだろうし、出来ないだろうと思います。

しかも、ほんとに「しかも」という他ないんですけど、ジブリのアニメはだいたいセル画15万枚とかだそうですが、本作品は50万枚だそうです。めちゃくちゃだ。アニメ映画1本に8年かかったというのもめちゃくちゃです。アニメーターでなく、イラストレーターでないと書けない絵ですので、物量的な人数の割き方が出来ず、少人数で地道に作るしかないからこんな年数がかかったんだと思います、たぶん。

きっと何百年も先に、希有で唯一の芸術作品として、世界の文化遺産として、バイブルみたいか異形だったりかは分からないけど、とにかく評価されて残ってくんでないかなと思います。

奇跡の作品だと思います。

勿論、一般の人にとっては

「なに?今さらかぐや姫?てか線いっぱいなんだけど作りかけ?てか地味。」みたいになる事は明らかだったので、きっと大赤字でしょうし、酷い評価書く人、いっぱいいると思います。

それはそれで仕方ないです。きっと未来が価値を決めてくれます。

僕はBlu-rayプレーヤーを持ってないので、買えないですけど、もし持ってたらディスク買ってた。もう一度、コマごとに止めて、見たいなあ。

生きてる間に、こういうスーパーな映画をリアルタイムで見れて、幸せに思います。



ただ、完璧さに水を差すというか、この点はダメだった、と思う事もいくつかありましたので、書きます。


<ワースト1>

声優の地井武男さん(かぐや姫の育ての父役)の演技

オーバーアクションが酷過ぎて(簡単にいうと、ことあるごとに大声、声を裏返す、常に必死、という演技)、穏やかな色彩の本作品に大きく水を差すというか、静かな作品に、大衆演芸の時代劇役者が入り込んだみたいな感じで、だいなしでした。


<ワースト2>

お婆さん役の立ち位置の違和感

宮本信子さんの演技自体はとても素晴らしかったです。お婆さんの位置づけが問題だ、と思いました。かぐや姫の気持ちを無視して突っ走るお爺さんに対して、それをたしなめたり、お爺さんよりも冷静で、出来たお婆さん、かぐや姫の気持ちに寄り添う、という立ち位置。現代ならそういう母親像も当たり前ですが、当時は(どころか現代以外の全ての時代は)そうではなかったはず。男尊女卑だったと思いますし、もっと盲目的に権威や父性に対して従属して黙していたのが当たり前で、そこを現代風に歪めて描くのは、おかしすぎると思います。母性という点についてはいつも思うのですが、ジブリの人の女性の描写は、マザコン的というか、子供というか、中2というか、常に歪んだ視点(要は宮崎さん高畑さんの個人的な、一般的ではない歪んで未熟な男の子供目線からの理想像を作品に投影する)で気持ち悪いです。作品のディテールに対する厳しさ誠実さを、女性のコンセプト部分にも客観的に適用して欲しいなと、これは、いっつも感じます。


<ワースト3>

久石譲さんの音楽

飽きました。ジブリ=久石さん、はもういいです。もちろん彼のせいではないです。イージーに彼に頼りすぎです。本作品はチャンスだったと思うんです、彼を断ち切る。琴とか琵琶で構成したり(和楽器)、バイオリンだけだったり(引き算の音楽)、この絵だからこそ出来た全く違うアプローチがあったはず。音楽については、トライしなかった分それそのままで、何のイノベーションもケミストリーもない既存の(=そういった意味ではありふれた)もの、という大変勿体ない結果となったと思います。何度もいいますが、久石さんの責任ではないですけど。


<ワースト4>

現代的な恋愛要素を足した?要らない。

ワースト2と、コンセプトとしては同じ意味です。恋愛して空飛んでましたけど、ああいう登場人物は元のストーリーにはなかった?ですよね。要らないです。ああいう感じは明らかに現代の感覚ですし、さらに言うと、高畑さんの中2病的感覚です。主人公に感情移入して物語を改ざんというか介入するなんて、しかも超古典なのに言語道断と思います。原作に対する謙虚さが足りないのでは?と思いました。
2013/12/28 | お気に入り…こと | コメント:0 | トラックバック:0____
【日本の味を作る黴(かび)】 アスペルギルス・オリゼ / ニホンコウジカビ
僕はナチュラルボーン(生来の)和食野郎です。そして中でも、発酵ものがソウルフード、大好き野郎です。パンは基本的に食べません。お米。ご飯が主食です。

常備しているのは、自然食品屋さんで買って自分で精米してるご飯(小分けに冷凍)と、自分でちゃんと出汁取ったお味噌汁(味噌=スーパーで売ってるなんちゃって味噌でない、天然醸造1年半もの)、納豆(ふつうの)、漬物(なんちゃって浅漬けでない、市場の糠漬けなど)、自分で作った酢の物、など。

お米と味噌の質は、主食なので絶対に譲れません。あと濃口醤油もそうです。醤油は、日本最古にして最高のお醤油、角長(紀州のお醤油)のものです。

不思議なんですが、こういう基本食品?のホンモノは、スーパーで売ってる工業食品的なものと比べてそんなに値段高くないんですよね。この値段でいいの?という。ホンモノを作る人は、心もホンモノ(儲け根性とか出さず、粛々と最低限の値段で作ってるという感じ。まさに職人さん)だなぁーと、いつも感心します。

あと、僕は、味噌汁だけでなく、やたら出汁を取ります。ほんだしとか出来合いの出汁は使いません。昆布と鰹節で地味に。鰹節は高いので、この点だけは贅沢してるといえます。

そんな僕の中で、完全に日本人の伝統をリスペクトした日々の食事を作っている僕の中では、

1・発酵食品
2・出汁

この2つの違う要素の融合が、和食ってもんなんだろうな。この2つが肝で、軸なんだな、て思ってたんです。

けれど、この認識は全然違かったみたいです。この2つの要素、2つ、でなくて、1つ、だったんですね。

つまり、醤油&味噌も、昆布&鰹節も、日本のお米につく、あるたった1つのかびが、単に米だったり大豆だったり、あるいは昆布だったり鰹節にとりついて、違う感じになっているだけで、全ては同じ彼(彼女)が排出するうまみ成分が、日本の人々の味覚を満たしている、という事だそうです。

和食の要を作っているものは、たった1つのかび、という事。

そのかびは、西洋名で、アスペルギルス・オリゼといいます。日本名は、ニホンコウジカビ、です。

知らなかった。。。

世界中で、日本だけに存在するそうです。ていうか、柴犬や金魚のように、日本人が太古の昔からずっと品種改良をして、良いモノだけを残し、今日まで守り続けてきた為に、日本にしかない、という事です。

自分がずっと常に一緒に過ごして来た(食べてきた)その要について、まるで認識せずに生きて来た、ってのが、何か日本人として情けなかったです。

皆さん知ってましたか?

日本麹黴。アスペルギルス・オリゼ。

最近、和食が世界文化遺産になり、また近年和食によって「旨み」という概念が世界に認知されるようになりましたが(というかここ最近まで、有史以来、世界には"旨み"という概念はなかった、というのをご存じですか?びっくりしますよね)、すべては1つのかびが担っている、という事を、日本人なら知っておいて欲しいです。

て、おれだけはそれを言う資格ないわ。知らんかったんだから。
2013/12/27 | お気に入り…もの | コメント:0 | トラックバック:0____
【ラーメン・つけ麺】 和六(わろく)
わろく

東灘警察署の手前、マクドナルドの隣に出来たラーメン・つけ麺やさん。

こちら、魔のテナントというか、中華もしくはラーメンやさんが出来ては潰れます。そのペースは凄まじく、2年とか、ときには半年?て時もあります。

そんななので、その全てに行けた訳でないのですが、決して悪くない(=美味しい)お店も多かったのですけど。歩きの人、車の人、どちらにとっても絶妙に立地が悪いのかもしれません。物理的にでなく、一度行ったらそうでもないのに、一見さんにとっての心情的距離が遠いのか。繁華街や飲食店街ではない立地なのに、隣にマクドがあったり、目と鼻の先に吉野家があるという微妙な条件も、何か妙な悪い要因になっているのかもしれません。

ともあれ、比較的最近出来たラーメン・つけ麺やさんです。

はっきり言って、かなりレベル高いというか、美味しいです。まず、お店の厨房、食器、カウンター、ピカピカです。

豚骨魚介ラーメン(730円)、鶏塩ラーメン(730円)、つけ麺(850円)

つけ麺が看板メニューですが、実際に、味、キャッチーさ、バランスなど、一番お店の人となりを表現しているメニューだと思います。最も良くあるつけ麺の味です。げんこつや鶏がら+強い鰹節などの魚介の粉の味。でも、この系統の中では、今までで一番美味しかった(=穏やかで自然な味)です。近所では、僕は希望新風さんが好きなんですが、しょっぱいんですよね。つけ汁が。これはそれを解決して、更に材料ももっと上な感じがします。非常に丁寧に作っているのが分かります。

でも、もっこすでチャーシューメンと餃子とごはんとかを食べるような人には、物足りないと思います。ラーメン好きの半分以上は、暴力的な濃い味付けを好みますからね。

是非、濃いだけ、脂っぽいだけ、量多いだけ、の方向性には行かず(負けず)、ずっとこのままの味で続いて欲しいです。

2013/12/18 | おいしい…飲食店 | コメント:0 | トラックバック:0____
【カレー】 Cafe Punasipuli / カフェ・プナシプリ
プナシプリ

和歌山の田舎の、分かりにくいところにぽつりとある、カレー屋さんだそうです。
上のわんちゃんは店主さん(直筆?のアイコン)です。かわいいなっ。

ネット掲示板をぼーっと見ていたら「いなかでカレー屋さんやってるけど…(もう限界かもしれん)」というスレッドがあり、気になって見てたらとっても面白くてチャーミングな人で、お店も楽しそうだし味もちゃんとしてそうだし、ブログもめっちゃ楽しいので、ご紹介します。

要は…

田舎で人があまりに少ないのと、田舎にありがちな市民性(外食する意識が低かったり金出さなかったり)と、お店のユニークな性質が田舎に悪く作用して、頻繁なリピーターや一見さんのお客さんは来なかったり。てか誰も通りかからないような場所みたぃ。そんなとこにオープンしちゃって…バカだな。まいいや。で一部の、先入観なく、ものの質自体をフラットに咀嚼評価できるような人、要は「ワンコインランチないんか?」とか「焼き飯出してえや」みたいなのでない、普通にそのジャンルの味覚を一定程度判別出来るまっとうなお客さん、の支持自体は増えているものの、それは遠方の人ばかりとなり、イコール日々の売り上げを埋めるには到底いたっておらず、日々、一人でわーいわーいつってゲームして遊んだり試作メニュー作って食べてみたり自然と戯れたり、たまに来たお客さんと何時間も遊んでみたり、また土日以外はランチ営業だけにし、生計を立てるべく、夜は佐川急便で仕分けをしてバイトを続けるもののトラックの荷台から酷い形で落ちて深刻な足首の捻挫、車いす生活直前のダメージを受け、現在足を引きずっている為に佐川も円満に働いていたもつとまらずやめ、先日工場でのアルバイトに面接受かったらしく、とはいえ、一緒に商売を始めた奥さんと程なく離婚の運びと相なったり、もっと前を振り返れば、通風にかかった為にお医者さんにはお酒を止められていたりする、とても大変な、九州出身の、関西で飲食を経験した後四国で独立した、クリエイティヴな仕事をしていた時期もある、男の人みたいです。 はぁはぁ…。。あ、あと店舗賃貸の都合上、まだ10年程は現在の場所から撤退出来ないらしく、ちなみに、自然農園を併設していてその貸し出しや野菜の栽培をしていたり、ピザ釜完備のパーティスペースを貸し出したりもしているそうです。

(おし。短く説明できた)

店舗の写真や詳細は以下をご参照ください。

→ 【食べログ】Cafe Punasipuli(カフェ・プナシプリ)


僕は、この店主さんめっちゃ好き。カレーは食ったことねぇから知らねーけど、凄く素敵なセンスを持っていて、形に出来てると思います。応援したい事山の如しです。

ぶっちゃけ、インターネットベースで商売を始める方策を考えないと(要は通販で惣菜やカレーを冷凍で売るとか、スパイスセットや野菜を売るとか、イラスト売るとか)、お店の営業のみでは存続は無理、と思いますが、店舗にとらわれなければ、農園の方と、バーベキュースペースの方、ゆるい企画力を発揮すれば、全然成功出来そうです。僕に何か出来るなら手伝いたいくらい。

店主さんのユニークさは、以下お店のブログを見てご判断ください。

→ Cafe Punasipuli [かふぇ ぷなしぷり]

この店行きたいぃぃ。店主さん、おれにそっくりやねんもん。思考の感じが。。(←ついに本音告白)

でも僕は和歌山なんて多分行かない。天皇が南極に行かないのと同じ(おれ偉いという意味ではないょ)。神戸に来てくれへんかな。ただで泊めるし、接待するねんけどな。

頑張ってください。店主さん!
行ってみてね!皆さん!
2013/12/17 | おもしろい | コメント:2 | トラックバック:0____
【カレー】 あゆむんや / AYUMUNYA
あゆむんや

ちょっと前にも気になってるカレー屋さんに行ってきた的エントリーを書きましたけど、そのもっと前に行ってたカレー屋さんがあったので、書いておきます。

夫婦でやってられるぽい、あゆむんやさんです。神戸の…説明しにくい微妙な場所のオフィス街にひっそりあります。

第一印象は最強でした。店がとにかく清潔。バリバリに。マスターさん、小太りでざっくばらんな感じのルックスですが、裏腹に、繊細で神経質な人ではないかなと予想します。

経験上、一部例外を除いて、めちゃくちゃクレンリネス(掃除)徹底している個人のお店は、お客さんの健康の事を考えてる(外食って、意外と塩分ビシバシとか油たっぷりとか身体に暴力的な食べ物の対価として美味しさを手に入れてるみたいな店も多かったり、料理だけみると清潔そうでも案外内情は不潔だったり、コスト重視で材料適当だったりとかする)事多いので、入った瞬間、あ、ここは嘘のない良心的なお店なんだわきっと、て思いました。

メニューはそんなに種類なかったように思います。あゆむんやカレーってのと、ドライカレーってのがあって、そのどっちも楽しめる、合い掛け、合い盛り?カレーみたいの(800円)と、トッピングの牛すじ(値段忘れた)を頼みました。

上記写真には載ってないですけど、最初に生の玉葱のマリネ的なサラダが出て来た気がします。結構美味しくて、超ちっさかったような気がします。

カレーは、オーダーが通ってから、マスターがフライパンか小鍋かで温め直してた気がします。1つずつ。

で、出て来たカレーの感想は、

あゆむんやカレー

っていうのは美味しかったような気がします。小麦粉とか使わない感じの、しゃばいカレーだった様な。野菜をたくさん使った、辛み刺激の少ない、優しいカレー、という印象です。正直味のディテールはあまり覚えていないです。粘度ないな、野菜いっぱい溶け込んでんな、辛くないな、優しいな、清潔な味だな、てのを覚えてます。

ドライカレー

というのは、その定義がよく分からないんですけども、僕はカレーピラフみたいのをそうだと思ってたんですけど、こちらのそれは、要は一般的にはキーマカレーってやつなんではないのかな。ミンチのカレー。これについては、家でも作れそうだったり、レトルト(MCCのとか)でもありそう、と感じました。ごく普通です。

ご飯については、炊き具合や食感はとっても良かったです。ただ、見た目などのキャッチーさという意味でターメリックライス?みたいな事なんだと思うんですけど、この野菜カレーには合ってないというか、普通の白いご飯にするか、あるいはガーリックライスとかナッツ散らしたご飯みたいな香ばし系のライスにした方が、ルーの野菜の甘みとのコントラストが出たり、香りの部分で足りてないベクトルの味覚が拡がって、味のスケールが大きくなって良いのでは、と思いました。セサミ煎ったのまぶすとかね。それだとちょっと強いかな。煎りセサミをカスター(テーブルに置く調味料)で出しとく、とかどうでしょう。

あと、トッピングに牛すじを頼んだんですけど、親子丼を頼んだ後に牛丼の具を頼んだ、みたいな感じになってしまって、完全に余分なオーダーでした。つまり、カレーのルーにプラスアルファする為のトッピングでなくて、ご飯用の具でした。甘辛い醤油味でカレーとは合いませんし、実際に、頼んではみたモノの、別皿で惣菜よろしく出て来たので「え!?トッピングではないのっ!?ここ…これは、どど…どうすれば」と明らかにきょどって悩んでいる僕を見て、奥さん?が「ご飯にかけて食べてくださいね」と仰ってましたしね。これは勘違いしてました。ミスオーダーです。(単品としてのお味は美味しいです。白ご飯にかけて食べるか、これで日本酒ちびちび飲りたい感じです。)

あと、ヨーグルトドリンクみたいの出て来ました。らっし?あれ、なんであんなに甘いんでしょうね。甘みは自分でコントロール出来るようにして欲しいな。ガムシロ添えて出すとか。また、具に温泉卵が載ってましたが、カレーの味がぼけるので不要と感じました。しかも一般的な“卵黄”のみでなく白身まで入ってるのでなおのこと。

ごちゃごちゃ言いましたが、全体としては凄く良いお店で、(多分)身体にも優しそうなので、リピーターが多そうなのは全然うなづけます。

僕は、自分にとって、ジャンルトップ3に入らないお店は基本2度と行かない(=新しいお店が毎月どんどん出来るので、いろいろ行ってみたいと思うとそうする他ない)という鉄の掟がありますので、残念ながらもう行けませんけど。

あ、このカレーを一言で的確に表す表現思いつきました。「カフェ飯ならぬ、カフェカレー」です。うんうん。まさにそんな感じ。

オーダーするなら、あゆむんやカレー単品のみ。が一番お勧めです。

ごちそうさまでした。
2013/12/13 | 微妙なお味( ´Θ`) | コメント:0 | トラックバック:0____
【カレー】カウボーイカレー / COWBOY CURRY
カウボーイカレー

ずーーーっと行ってみたかった、三木市の方にある、カウボーイカレーさん。

アメリカのカウボーイをモチーフにした、ファンキーな、びっくりドンキーみたいな?特徴的なウッディなお店。看板メニューは、ローストビーフを並べたカウボーイカレー。

とてもキャッチーで興味深い感じ。仕事のついでがようやく出来て、行ってきました。

お店は意外にこじんまりしてました。全部ボックス席で、各席に焼肉のロースターがあるので、元々は焼き肉屋さんだったのでしょうか?

店員さんはハキハキして良い感じです。黒板に書かれた限定メニューの、カッパスジカレー(鹿児島産の牛スジで、スジというより肉々しい感じで美味しいとの説明)というのを薦められたので、それと、看板のカウボーイカレーを頼みました。


<カウボーイカレー>

程なく出て来ました。冒頭の写真がカウボーイカレーのご飯とローストビーフ(ルーは別盛。下の方の画像を参照してください)。オニオンステーキソースみたいのと、福神漬けがカスターとして出てくるのですが、最初はそのソースにローストビーフをつけて食べて、その後ルーをかけて?つけて?食べてと言われたので仰せの通りに。

ローストビーフ。ローストビーフって、よっぽど上等とかでない限り、あんまり味ないですよね。これもそんな感じ。スーパーで売ってるあのローストビーフの感じです。海外の肉なのかな?とにかく、うお、うまい!とか、香ばしい!とか、柔らかい!とかなく、あ、うん。普通だ。もぐもぐもぐもぐ(長らくかみ続ける)…と言う感じ。

ルーに期待して、オニオンソースつけは1枚で見切り、もうどばっとルーをぶっかけて食べます。

ご飯はパラパラした感じ。カレーに合う乾き具合で良い感じです。そしてルー。一口食べてすぐ、「ああ、チョコレートだな、チョコ凄いな」という感じ。煮込まれてるので香りは全部飛んでいて問題ないですが、甘さ、コク、苦さは完全に健在です。カレーの香辛料やハーブのコクや香りでなくて、チョコ+野菜を煮た味+ビーフの味+その他の諸々、みたいな感じです極端に言うと。カレーに必須の10種類〜くらいの定番香辛料ってありますよね。それらをあまり沢山の種類入れてないか、量が入っていないか。とにかくほんのりカレー風味という感じで、辛さもないですし、これカレーなの?というのが率直な感想。チョコで仕立てたハヤシライス・カレー風味、みたいな感じです(デミソースじゃないですけど。感じとして)。

美味しいか美味しくないかで言うと、バランスが変な訳でもないですし、勿論不味い訳ではないですし、ありなんですけども、一度食べてみるのは楽しいけど、リピートしようとは僕は思わない感じでした。カレーの王道的なところを踏まえてない、あくまで亜種の、カレー的な別の食べ物、というイメージで、わあカレー食った!というど真ん中の部分(ブイヨンだったりフレーバーだったり香辛料だったり)という要素が薄い分、僕にとっては「これはクセにならない」と感じました。チョコがカナメ(一番前面に出てる)というのが僕には致命的でした。スパイスと、なんらかのフォン(出汁)が最前面。これが僕にとっては前提みたいです。

あと、こちらのお店、具が大きいのも特徴みたいで、がっつりお肉入ってますので、そういう意味では割高なはずではないんですが、崇高な味わい(高級食材を使って手間暇かけまくったようなの)などではない、庶民的な味でしたので、やっぱ1000円は高いな、と思ってしまいます。



<カッパスジカレー>

カッパスジカレー

定番メニューではないようです。上等のスジが入っています。ごろん、とでかいです。スプーンの倍くらいのでかいお肉がごろごろ入ってます。店員さんの説明通りに、スジというよりは肉です。シチュー肉テイストですね。この肉は美味しかったです。ルーは上記カレーと全く同じなので同じ感想です。こちらは1100円。更に100円高いですが、ローストビーフよりは、国産牛の良い味と香りがありましたし、そこそこいい肉食ってる!という実感があって満足度高いです。でも、やっぱ値段高いなとは思います。カレー風味のステーキ定食を食べてると考えればいいんでしょうけれど。。


<その他>

福神漬けとサラダがつくんですが、福神漬けはいちばんチープなタイプ。サラダも、キャベツ千切りと玉葱薄切りと茹でたコーンと人参せんぎりとレタスを、ふたくちで食べれる位ほんのちょこっと盛った、日本一どこにでもよくあるタイプのサラダです。これはこちらに限らず、カレー屋さんに行くとそのカレーの良し悪しに関わらず、良くある事なんですが、なんでこういうディテールについてはどこもいい加減になるんだろう。逆に言うと、小物が気が利いてると簡単に好印象なのに、勿体ないなって思います。


<総評>

カレー

面白かったですし、清潔ですし、良いお店だったです。単に僕に合わなかっただけで。ですから、この味がドンズバに好きな人は、このお店がオンリーワンな最高のお店、て事になると思います。十分に特徴的です。

ハヤシライスもあるみたいですが、何となく想像はつきますし、それ以外については、具とトッピングを変化させるだけなので、同じ味のバリエーションです。なので僕は1回体験出来たし、もう行かないと思います。


<蛇足>

こちらで食べた時、お店にサイフを忘れ、その後須磨で用事があったのですが、その須磨に着いてからそれに気づき、気づいたとき車のガソリンはゼロ、かつお腹を下していて直ちにトイレに行きたく…。という悲惨なその後が待っていて、とても辛かったです。まず用事先でトイレを借り、ガソリンを入れ、往復2時間かけてお店にサイフを取りに行きました。そっちの方が印象的な思い出になりました。(あ、店員さんはお金をぱくる事もなく、丁寧にサイフを取り置いて下さいました。ありがとうございました。)
2013/12/03 | 微妙なお味( ´Θ`) | コメント:0 | トラックバック:0____
【映画】 鍵泥棒のメソッド
鍵泥棒のメソッド


これこないだWOWOWで見たん。

脚本が秀逸で、こんなにうまくまとまって破綻もなく見てて楽しいハッピーエンドの納得映画、も珍しいな、と思いましたん。

キサラギ(→該当Wikipediaへジャンプ)という映画ご存じです?あそこまで複雑な秀逸さではないですが、奇をてらわず、すっきりとした展開ながら、どうなるの?どうなってるの?と、最後まで飽きさせない素晴らしさがありまして、とても楽しかったです。

演出というか画というか、撮り方も秀逸で気持ちよいです。

老若男女にお勧めの良い映画。暖かい部屋で是非ゆっくり見てみて欲しいのん。

にゃんぱすー。
2013/12/01 | おもしろい | コメント:0 | トラックバック:0____
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